アルファード・ヴェルファイアオーナーの皆さんこんにちは! 2020年10月に納車されたアルファード30系に乗っているフィリップです。
車内でスマホ充電する際、どうされていますか? グレードによると思いますが、私が乗るアルファードハイブリッドXは大型コンソール仕様となっており、既設のUSBポートは、この大型コンソールの中に設置されています。
ただ、
- 接続時にコンソールを開閉する必要がある
- 充電スピードが遅い
といった不便を感じている方も少なくないと思います。
後付けで、使用していないスイッチホールにUSBポートを増設すると、この2つの問題を解決することができます。

USB端子はどこにある?
アルファードの既設USBが不便だから何とかならないかな~

不便を感じたらDIYに挑戦だね 超便利になったよ~
- USB設置場所
- 既設USB利用で不便に感じている点
- 解決する方法(商品)アレンジ案
- 商品の取り付け方法=DIY
解決できた方法

とにかく、アルファードのUSBポートは1カ所しかない。であればUSBポートを増やしてしまおう。そう考えたのです。トヨタ車向けのUSBポートがネットで販売されているのを見つけて、増設するという判断をしたのです。この商品はシガーソケット用電源から分岐して使うことができます。シガーソケット用電源から分岐? 難しそう・・・ 「どうやってやるの?」「シガーソケット用電源ってどこにあるの?」 という声が聞こえてきますので、丁寧に解説していきたいと思います。
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標準USB端子

アルファードハイブリッドXのUSB ポートは、中央のコンソール内にあります。抜き差しの際フタを開けたり閉めたりする必要があるので、少しストレスですね。コードの引き出し方法については、若干すき間が設定されているので、挟まれることなくコンソールから引き出すことができます。

問題点
1.使いたい場所から遠い
仮にダッシュボード横にスマホホルダーを設置して使用する場合、距離が離れてしまいます。ケーブルは届きますが、ケーブルが丸見えですっきりしないので、なんとかしたいな~、と考えてしまいます。
アンドロイドオートとして接続して使う場合は、コンソール内にスマホを置いて接続すればよいので、ケーブル距離の問題は考える必要はありません。

2.充電スピードが遅い
通常充電よりも若干遅い気がします。今回ご紹介する商品の「増設USBポート」は高速充電対応タイプなので期待できますね。外出先で短時間で充電できる、うれしいですよね。
アルファードのUSBを増設するDIY手順

準備するもの
ここから手順を紹介します。今回はハンドルのすぐ左側のサービススイッチ部分にUSB ポートを追加します。USBの分岐元のシガーソケット電源はセンターコンソール前のトレー下にあるので、そこそこ多くの装飾カバーを取り外す必要があり、時間のかかる作業です。以下の作業は慎重に進めたこともありますが、2時間かかりました。
手順①
ディスプレイ周りの銀色の装飾を養生テープで保護します。とても傷がつきやすいので、養生することをお勧めします。


手順②
中央のドリンクフォルダトレーを取り外します。前方の隙間に指をかけて、上に引くと外れます。はじめは大胆さも必要です。慎重かつ大胆に。


手順③
コンソール前方のサイドカバーを取り外します。結構硬くて苦労すると思います。指をカバーの下にかけて、上方向に力をかけて外します。写真にすると簡単なようですが、結構時間かかりました。左右両方とも外しましょう。



手順④
ディスプレイ周りの銀色の装飾カバーを外します。左の下から時計回りに外していきます。


手順⑤
ハンドルカバーを外します。エンジンをかけて、左右にある「ねじ」が見えるようハンドルを90度回します。プラスドライバーを使ってこのねじを外します。

ねじが外れたら、ハンドル下側のカバーを外します。手をかけて下に力をかければ外れます。よっぽど割れたりしないので、ご心配なく。大胆に行きましょう。



続いて、ダッシュボードの上のカバーを外します。前方に指をかけて、上方向に引っ張れば外れます。ハンドル上部のカバーを左右のフックを外し、トリップメータスイッチのカプラーを外せば、カバー全体を外すことができます。



いよいよ、スイッチホールにたどり着くことができました。 スイッチホールの取り外し。使っていないスイッチホールですが、裏側にカプラーがついているので外しておきます。 固定用の爪を外して後ろから押すと外れるのですが、かなり手こずりました。



用意したUSBポートです。スイッチホールにはまるUSBポート本体とケーブルのセットです。

シガーソケットから分岐させる作業に取り掛かります。シガーソケットは、センターコンソール前にあります。シガーソケットにつながっているケーブルを確認し、接続されているカプラーを外して、割り込み接続すれば分岐作業は終わりです。カプラー接続の組み合わせは一通りしかないので、間違えることあありません。とても簡単です。


配線コードをスイッチホールまで引き込みます。シフトレバー下から、配線をディスプレイしたのオーディオ操作盤の裏を通します。ダッシュボード横から配線通しを入れてセンターコンソール側で引き抜きます。今回は、配線通しを大きめのインシュロックで代用しています。この作業も簡単にできました。

配線をスイッチホールまで引き込み後、USBポートに接続します。左右の向きに注意して接続します。接続後は一度通電テストをしましょう。通電テストで問題なければ、スイッチホールに固定します。カチッと音がするまで押せば固定できます。


あとは、これまで外したカバー類を逆の手順で戻していきます。傷がつかないように慎重に行いましょう。
\DIYの様子の動画です。参考にしていただければ嬉しいです/
取付した結果、不便は解消されました

このDIY作業により、センタートレー周りがすっきりしました。Qi搭載のスマホホルダーを使っていますが、USB端子とスマホホルダーを最短距離で配線でき、コードが目立たなくなり満足です。また、充電出力も3.0A対応なので、充電速度も上がりました。


\今回取り付けたUSBポート/
参考にグレードごとのUSB端子の紹介
それぞれのグレードのUSBポートはどこ??それぞれ確認してみました。USBはどのグレードも運転席横のセンターコンソール内に端子が用意されています。
センターコンソールは2種類あり、各グレードは以下の表のような設定となっています。
グレード | センターコンソール | 2列目シート |
エグゼクティブ ラウンジ | 大型ハイグレード![]() | エグゼクティブラウンジシート 100V電源付き |
S Cパッケージ | 大型ハイグレード![]() | エグゼクティブシート |
X、S | スタンダード![]() | キャプテンシート(7人乗り) 6:4チップアップシート(8人乗り) |
ハイブリッド | 大型ハイグレード![]() | ※グレードにより上記のいづれか |
スタンダードコンソールの写真です。USB端子はコンソール内、100Vコンセントはコンソール後方部に設置されています。



エグゼクティブラウンジシート(2列目)
エグゼクティブラウンジでは、2列目シートにも100Vコンセントがそれぞれのシートに設置されています。

\100V電源が標準装備されてスマホ充電の選択肢が増えた!/
まとめ

今回は、大がかりなDIYに挑戦し、とても満足できる結果となりました。内装カバーを外す大胆さと傷をつけない慎重さが大切ですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも皆様のお役に立てるとうれしいです。
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