車中泊やキャンプでお湯を沸かす際、家庭で使用している電気ケトルを使いたいですよね?ポータブル電源が必要なのはわかるとして、普通に使用できるのでしょうか?機器選びに気を付ける点がありそうです。好きな時にお湯を沸かし、車中泊を楽しむ方法をお伝えします。

家族で車中泊旅行を予定しているけど、料理などに使うお湯を沸かしたいんだけど、おすすめの方法を教えて!

これからは電気の時代。ポータブル電源と電気ケトルを使う方法を紹介するよ~
ポータブル電源と電気ケトルでお湯を沸かす
持っている機器でできる?
まずは、私の保有する機器でできるか確かめたいと思います。
ポータブル電源:SUAOKI G500
電気ケトル: dretech 0.8L
何も考えずつないでみましょう!
結果は失敗
使えませんでした。。。。
電源をつけると一瞬でポータブル電源がエラーで停止します。
失敗原因
どうして失敗してしまったのでしょうか?機器について確認してみます。
メーカー:SUAOKI
品番: G500
容量: 137700mAh/500Wh
電流出力:300W ※1
メーカー:dretech
品番: G500
容量: 0.8L
電流出力:900W ※2
電流出力が問題でした。電気ケトルの消費電流に対して電流出力が大きく不足しています。
※1 < ※2
でないと使えません。
それでは、ポータブル電源を使って電気ケトルでお湯を沸かすにはどうしたらよいのでしょうか?
対応策①

消費電力の低い電気ケトルへ変更する
消費電力の低いケトルを探してみましょう。価格的にコチラで対策した方が安そうです。
まず、私が保有するヤザワ製の折りたたみできる電気ケトルです。消費電力は、570-920W。ポータブル電源の最大許容電流値が300W なので・・・ ダメですね。

ネットで消費電力の低い製品を探しましたが、そもそも電力が低いとその分お湯を沸かす時間がかかってしまうので、そのようなデメリットある製品はどのメーカーも販売しない、ということがわかりました。
対応策②

ケトルがダメなら、ポータブル電源を変えるしかありません。ではどれくらいの出力があればよいのか?もう思い切って1200W 程度まで上げてしまうことがおすすめですね。ケトルだけでなく、炊飯器やドライヤーも使用することができる高出力モデルとなります。
私がおすすめするモデルをご紹介します。
おすすめ1
Bruetti
重量:17.2kg
サイズ:37.1✕16.5✕36.5cm (22343cm3)
容量:1500Wh(415,000mAh)
出力電力:1000W
おすすめ2
SUAOKI
重量:12.6kg
サイズ:29x16x36cm(16704cm3)
容量:1200Wh(332,000mAh)
出力電力:1000W(最大瞬間2000W)
おすすめ3
ECOFLOW
重量:10.7kg
サイズ:37.7 x 18.4 x 24 cm(16648cm3)
容量:882Wh(245,000mAh)
出力電力:1400W(最大瞬間2100W)
一番安くする方法

もしポータブル電源をすでにお持ちで、新たに大出力のものに買い替えるのに抵抗がある方は、とっておきの方法をご紹介します。それは、IHヒーターです。
このおすすめポイントは、100W~800Wの出力調整ができる点です。鍋またはやかんを用意する必要がありますが、お持ちのポータブル電源、私の場合はSuaokiG500(300W 出力)でも使用できます。お湯を沸かす以外の調理にも利用できるので本当におすすめのアイテムです。
まとめ

今回は車中泊で使える電気ケトルはあるのか?というテーマで調べてみましたが、大出力のポータブル電源を用意する、という結論でした。大出力のポータブル電源は高価なので、IHヒーターという提案がおすすめです。私のように車に1500W出力の電源がついていれば、このような心配もなく家の家電をそのまま持ち出して利用できるのですが。
おまけで車に設定されている1500W電源を利用する場合の便利器具たちも紹介しておきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも皆様のお役に立てるとうれしいです。

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