【8万円以下で選定】”湯沸かし”に適した500W出力のあるポータブルバッテリー6選

湯沸しのためのポータブル電源 アウトドア

車中泊に役立つポータブル電源に関する情報を発信しているフィリップです。

キャンプや車中泊、そして非常用電源として注目されている「ポータブル電源」。メーカーや種類も多く、どれを選んだらよいのか迷ってしまいます。この記事では、「ポータブル電源でお湯を沸かせるの?その条件はあるの?」という疑問を解決するためのポイントを紹介いたします。そのポイントに沿ってどのポータブル電源モデルが良いのか?1台選定しました!

ポータブル電源を手に入れると、ワクワクした満足感が得られます。ピクニックやキャンプで電源が確保でき、非常時にも活躍します。まだお持ちでない方は、1家に1台あっても損はありません!

キリン
キリン

最近よく聞く「ポータブル電源」に興味があるけど、「お湯を沸かしたい」という要望をかなえるモデルを選ぶにはどうしたらいいの?!

フィリップ
フィリップ

そうだよね~ 「定格出力」がポイントだよ~ ポータブル電源を2年弱使用しているボクが、選び方のポイントを紹介するよ~

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湯沸かしのカギを握る「定格出力」とは?

わからないi

ポータブル電源の仕様を見ると、様々ありますね。定格出力はもちろん、電気容量、重量、サイズなどなど。中でも”お湯を沸かす”という目的に対しては、「定格出力」を見ましょう。

「定格出力」とは?

家電製品を使用中に許容される最大の電流のことです。例えば、1200Wのドライヤーをイメージしてください。一般家庭の電源は1500Wまで許容されているので、

家庭電源:1500W > ドライヤー出力:1200W

で問題ありません。

ポータブル電源の場合は・・・

ポータブル電源:500W < ドライヤー出力:1200W

となり、使用できないという訳です。

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出力と使用できる時間の関係

私が持っているSuaokiG500を例にして説明します。

【商品概要・スペック】

商品名suaoki G500
電池容量:137700mAh /500Wh
電圧:3.7V
バッテリーセルタイプ:リチウムイオン
定格300W(瞬間最大600W) 
※使用可能な電化製品出力
サイズ280mm(L)x 190mm(W)x 210mm(H)
重量6.8kg

\レビューを見たい方は/

SuaokiG500ってもう買えないの?1年半使って感じた「良い点」「もう少しな点」

電気毛布を使う場合を考えます。

寒い時期には手放せないほど、愛用している電気毛布です。

定格出力は50W。

これは、1時間使用すると50W電力を消費する、という意味です。

SuaokiG500の電気容量は、500Whです。

なので、計算は単純です。

500Wh ÷ 50W = 10 (時間)

ということになります。

ポータブル電源モデルの候補たち

では、どのポータブル電源を選べばよいのでしょうか?実用的なモデルとして、容量:500Wh以上で価格が8万円以下の代表的なポータブル電源を6モデル選定し比較してみました。

ANKER 535

このメーカースマホ充電機器では実績がありますね。ポータブルバッテリーを私は使っていますが、性能もよく価格も低く大満足です。

ポータブル電源も信頼できます。

マスプロ TLB150

希少な国内メーカーのモデルです。応援の意味でも使ってみたいところです。パフォーマンスはまずまずといったところでしょうか?

ECOFLOW RiverPro

最近販売台数を増やしているEcoflow社。デザイン的にも受け入れやすく、コストパフォーマンスも良いメーカーです。イチオシポイントとしては、別売りバッテリーを追加することで容量を追加できる点です。必要なポートもとても充実しています。

 

SmartTap PowerArQ

ひと目でSmartTap社の製品とわかる、おしゃれなデザインと、豊富なカラーバリエーションがセールスポイント。販売実績も豊富で、品質も問題ありません。カーキ色を選ぶとキャンプらしくて良いですね。

JVC BN-RB62

Jackery社とJVCがタッグを組んだモデル。日本での保障体制を充実させた専用モデルです。性能はJackery製と全く同じなので、信頼性は高いですね。JVCのサービスを受けられるのも安心です。

AUKEY PS-MC05

最近台頭してきたメーカーです。まだ実績は不透明ですが、価格面で風雲児となりえるプレイヤー。

ポータブル電源比較項目

各モデルの仕様を8項目比較してみました。

価格

モデル選択の7割は占める要素です。倍近い差がついていますが、性能についてはどうなんでしょうか?

ポータブル電源比較グラフ

電気容量

今回の「お湯を沸かす」ためにも多いに越したことはありません。600Wh以上あれば安心です。

定格出力

最も重要な検討項目です。500W以上あるものを選びたいです。今回は、300Wモデルも価格を確認するために対象に入れています。4モデルはクリアしています。

ポータブル電源出力比較

重量

これも考えたいところです。いろいろなところに持ち運びする際、軽いに越したことはないですね。

電源タップ数

やはり、ある程度装備されていた方が良い電源タップ。3つは欲しいところです。

シガーソケット有無

車用の電化製品を使うときにはあると便利です。

USB数(Type-C PD高速充電)

スマホ充電に大活躍するUSBソケット。高速充電対応だとより良いのですが、比較してみましょう。

ポータブル電源比較検討結果

結論

価格と出力のバランスからまずは絞り込みます。

EF EcoFlow RiverPro、ANKER 535、JVC RN-RB62の3つが残ります。

AUKEYは信頼度の確認が取れてから検討対象にしたいと思います。この価格は魅力です。

ポータブル電源の価格と出力の関係図

次いで、装備の充実度を考えると、電源タップ数が多い、ANKER 535がよさそうです。

【結論】

1位:ANKER 535

2位:EF EcoFlow RiverPro

3位:JVC RN-RB62

という結果になりました。

\対象比較表/

\今回の比較でベスト/