ドイツで4年間生活した経験のあるフィリップです。
ドイツには世界遺産が44カ所あります。すごい!! その一つで水の芸術が見られる「カッセル」をご紹介します。「ベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエ」の名前で世界遺産登録されています。日本人にはなじみのないこの観光地、訪問する価値があるのでしょうか?おすすめ度を独自基準で判定してみました。
カッセルという町が世界遺産だと本で見て、興味があるんだけどどうなんだろう??
「水の芸術!」一見の価値がある壮大な水を使ったエンターテイメント!ぜったいおすすめ!
カッセルで水の芸術を観光する行き方
ドイツのハブ空港、フランクフルトからICEで約2時間。車では、2時間半程度かかります。
↑ドイツ鉄道のHP(英語・ドイツ語) Hbf=中央駅
カッセルの「水の芸術ショー」
この巨大なヴェルヘルムスヘーエ公園、なぜ世界遺産なのでしょうか?その理由は、想像を超えた大規模な「水の芸術」と言うショーを1日1回見ることができるからです。(注意:水曜と日曜だけです)
しかもこの公園、歴史も古く、公園の誕生は16世紀にまでさかのぼります。その後18世紀・19世紀に現在のようなイギリス式の庭園に造り替えられたようです。
山のほぼ頂上にある、ヘラクレス像の足元から水が流れ始め、最後は高低差約200メートルある、ふもとの池から高さ約52メートルの噴水に変化する、と言うもの。
ふもとのヴェルヘルムスヘーエ宮殿から歩いてヘラクレス像を目指します。距離約1キロ、200メートルほど高い場所にあります。さすがにこの山登りはきつかった。私たちはヘラクレス像まではあきらめ、中間地点から見物することにしました。午後2時30分。時間通りに始まりました。始めは小さな噴水だったものが、徐々に水量を増し、下へ下へと流れてきます。
【序盤のカスカーデン】
水のない状態から、だんだん水が増えて・・・
このように大量の水で滝のようになりました。
【悪魔の橋と滝】
悪魔の端の下を滝となって流れていきます。
【28メートル急降下】
水は水道橋を流れてゆき、28メートルの落差を急降下します。
【フィナーレ】
フィナーレは高さ52メートルの噴水
壮観でした。
この水の芸術とヴェルヘルムスーエの歴史はわかりません。見た目は結構古く見えましたが・・・。このカッセルという町は、メルヘン街道に含まれグリム童話ゆかりの地として有名ですね。
【公園から見えるカッセルの町】
公園は高台になっており、カッセルの町が一望できます。
カッセル「水の芸術」の観光度評価
4つの 切り口 | 評価点 | コメント |
「自然」 | 5 | 歴史ある広大なイギリス様式の公園には圧巻 |
「歴史」 | 4 | 公園としては400年以上の歴史があり、建築物も 歴史を感じます。 |
「街並み」 | 3 | カッセルはこじんまりしていて、ドイツらしい町 でした。 |
「体験」 | 5 | これまで大規模な水のショーを見られるのは世界 でもここだけでは絵しょうか?75万リットルもの 水を使い、最後の50メートルを超える噴水は迫力 満点です |
カッセル、良い体験ができました。山登りも運動不足には良かったです。とにかく想像以上の水の芸術には感動しました。機会があればぜひ訪れることをお勧めします。
カッセルで水の芸術を見るためのホテル予約は日本語でOK
カッセルへお出かけの際のホテルは、日本語で手続き可能なHotels.comがおすすめです。私もいつも使っています。目的地に「Kassel」。あとは宿泊予定日を条件に入力して検索すると、予約可能なホテルが閲覧できます。3.5星以上の口コミスコアであれば、回的に過ごすことができるでしょう。ドイツは、個人経営の味のあるホテルもあるので、ホテル選びを楽しんじゃいましょう。
家族との日程調整が大変? そうかもしれません。でもキャンセル無料のホテルが多いので、とりあえず、予約だけしてしまうことをおすすめします。行動がどんどん遅れてしまいますからね。
※目的地に「Kassel」と入力
シュタットホテル カッセル
\本当にドイツはどこへ行っても魅力満載/
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