ドイツで4年間暮らしていると、人の良さに心を洗われることが
何度かあったんだよ~
ドイツ人のイメージってどんなもんだろう?
ドイツ人、と聞くと日本人に似て生真面目で勤勉、そして頑固。このようなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?比較的そのイメージはあっていますが、違った側面も実際にあったエピソードをご紹介します。
エピソード1:ポストの前で
手紙を出す用事がありポストまで行くのですが、ポストが隣同士に2つ並んであって、「どっちに投函するか分からない」、と立ちすくんで悩んでいる時。どこからともなく、ふらっとおじちゃんがやってきて 「こっちだよ」と手紙をつかみさっさっと投函。さりげないやさしさに触れました。
エピソード2:自宅にて
家のベランダでのんきにボーっとしていると 上の階の人が 下を覗き込んで 「ひさしをしたほうがいいよ」とアドバイス。良いと思ったことは口に出さずにはいられないドイツ人。顔は怖いけど、心底優しい。本当に何度助けていただいたことか。。。おせっかいなドイツ人エピソードでした。
エピソード3:旅行中
別の町へ旅行へ出かけ、ガイドブック片手にどの道を行くのか調べている時のこと。お兄ちゃんが寄ってきて、
ドイツ人「どこへ行くんだ」
私たち「○○へ行きたいんです」
ドイツ人「こっちへ行って△を見つけたら曲がるんだ」
私たち「ありがとうございました」
で、少し違和感があったので、ガイドブックで確認すると、教えてくれた道順は正しくない。親切な気持ちは感謝ですが、そのまま鵜呑みにしない方が良い時も。
エピソード4:休暇にすべてを賭ける
ドイツだけではありませんが、欧州で働く人たちは、とにかく休暇を大切にしています。最低でも2週間、長いと1カ月休む人もいるようです。確かに、一緒に働いていたドイツ人は毎年夏になると交代で休暇を取っていました。
人気のある休暇プランは、南の島。地中海に浮かぶ「マヨルカ島」が代表格ですね。欧州以外にも、南米のチリ、日本、アメリカなどいろんなところに出かけた、という話を聞きました。
真似したかったけれど、日本の本社にばれると何を言われるかわからないので、1週間くらいの旅行は何度もしました。今でいうリモートワークでしたが。。。
エピソード5:英語話せる?
ドイツ語があまり話せない私たちは、ことあることに片言の英語で会話をします。申し訳なさそうに、「英語できますか?」と聞くと、決まって「あまりできないけど頑張る」と帰ってきます。実際に会話をすると、かなりのレベル。謙遜する姿勢が共感持てます。この辺りは、日本人の感覚と似ていると思います。
まとめ
いかがでしたか?日本人に似て生真面目で謙虚な部分もありますが、やさしさあふれた人たちでした。最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも皆様のお役に立てるとうれしいです。
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