ATOTOのディスプレイオーディオをDIYで失敗しない交換方法について、フィリップが記事を書きました。
自動車メーカー指定のカーナビ、高いですよね~?節約のためにATOTOを選ぶ方が増えています。この記事では、ATOTOでカーナビ代を節約できた私が、実際に取付を行った内容を共有します。素人でも取り付けはできたのでしょうか?追加で購入しなくてはいけない部品は?など皆様の疑問を解決できることでしょう!
ATOTOって最近目にして気になるけど、取付って素人でもできるのかな~
手順に沿ってゆっくり行えばとっても簡単にDIYできるよ!
日産モコ(MG33S)に取り付けるATOTO-F7の紹介
ATOTO-F7概要
おすすめは「ATOTO F6 7インチ」です。モデルがいろいろあるのですが、7インチを選ぶと主要車種のモニター標準サイズの「2DIN」サイズにマッチしています。
ではこの商品の機能について解説します。
まず、このカーナビ、本当に使っている方が多いんです。YouTubeで「ATOTO」と検索すると無数の動画を見ることができます。一番のポイントは、スマホとの連携です。アンドロイドオートアプリ経由でいろいろな通信機能を使い倒せるということです!
アンドロイドオートとは
運転中にスマートフォンを安全に使うためにグーグル社により開発されたアプリです。行き方を調べたり、電話をかけたり。メッセージを送受信する。大好きな音楽を楽しむ、など。すべてスマートフォンに触らなくても音声操作、または車載ディスプレイで操作可能です。さらに幅広いカテゴリーのアプリにも対応できる拡張性もあわせ持っています。
ラジオ
あっ、当たり前ですが、ラジオチューナーは標準で内蔵されているので、そのまま聞くことが可能です。
インターネット接続
スマホとテザリングすれば、タブレットのようにインターネットも見ることができます。
と言いたいところですが、今回対象の「ATOTO F7」では、この機能はありません。「ATOTO A6」であれば、アンドロイドが搭載されているので、スマホのように使うことができます。
失敗・・・・
スマホと接続して使える機能
アンドロイドオートのアプリを使って、
ナビ、音楽再生、音声通話、SMS
を利用することができます。
中でも、グーグルマップとヤフーカーナビが使えるので、自動車メーカーのナビシステムは不要になりますね。
ATOTO-F7を日産モコに取り付けるために必要な部品
ATOTO本体
本体を購入するといろいろ付帯品がついてきます。どのような部品が付属されているか確認していきましょう。
- 本体
- 接続用ハーネス
- マイク
- 取付ブラケット(取付用のスチール板)
- 取扱説明書
基本的に、すべての部品はそろっています。
ただ・・・
接続用ハーネスは、そのまま使用するには、車側の配線の加工が必要です。かなりめんどくさいので、別で車種別接続ハーネスを購入した方が良いですね。
↑この一本一本を接続させるのは大変!
接続用ハーネス
日産車用にこの接続ハーネスを購入しました。ATOTO側と車側の端子をワンタッチでつなげることができます。
モコ側の接続端子は上の写真の通り。購入したハーネスであれば、この端子にワンタッチで取付できます。
ATOTO-F7を実際にモコに取り付ける方法
カーナビ上部のカバーを外す
内張はがしを使って、手前のすき間から外していきます。あまり無理に外すと内側のツメが割れるので、慎重に作業しましょう。手前が外れたら、左右も内張はがしを入れると簡単に外れます。
ボルトを外す
カバーを外すとボルトが2つ確認できます。プラスドライバーで簡単に外れます。
エアコン吹く出し口のカバーを外し、ボルトを外す
エアコン吹き出し口の下側がカバーとなっており、その奥にカーナビを固定するボルトがあります。コチラのボルトもプラスドライバーで外します。
ボルトはなくさないように慎重に取り扱いましょう。カーナビ側に落ち込むと取り出すのにかなり苦労するので、ご注意を。
ナビ本体を引き出す
固定ボルトが外れたので、ナビ本体を周りのカバーごと手前に引くと外すことができます。カバーを外す際は、内張はがしを使いましょう。この際も爪が割れることがないようにゆっくり慎重に作業します。
そうそう、ナビを外すと内装にキズをつける場合があるので、シフトノブは一番下まで下げて、タオルを引くなどして養生をしておきましょう。
また、けがをする可能性もあるので、手袋・軍手をして作業することをおすすめします。
ハーネス類を外す
ナビを引き抜くとつながっているハーネスであまり引き抜くことができません。純正ナビは多くのハーネスが接続されているので、すべて外していきます。
一番初めに外すのは、一番下のハザードランプのハーネスです。これが一番短く、ナビの動きを制限しています。
最後に、アースケーブルがボルト固定されているので、そのケーブルも外しましょう。
ブランケットを外す
ナビ本体と車体側を固定するために、ナビの左右にブランケットがついています。このブランケットをはずします。これは、ATOTO-F7の固定にも使います。
外したブランケットをATOTO-F7へ取り付ける
ATOTO-F7に付属されていた、ブランケットを付属の小ねじで取り付けます。ねじが小さいのでなくさないように注意しましょう。
取り付けた付属のブランケットに、もともと車側についていたブランケットを取り付けます。仮付けしてカバーとの位置合わせを確認しながら作業をすると良いですね。
ハーネスをつなぐ
ブランケットを取り付けて、位置合わせも確認出来たら、ハーネスをつないでいきます。別で購入した日産車用のハーネスを使ってつないでいきます。白い接続端子と灰色の端子の2つを接続します。そして、ラジオ用の端子もATOTO本体へ差し込みます。
いったんここでACCをオンにしてATOTOが起動するか確認します。
問題なく起動しました!
ACCをオフにする際は、シフトノブをパーキングにする必要があるので、注意しましょう。パーキングにしていないと電源供給が続いており、ヒューズ切れを起こす可能性があります。
ATOTO-F7をパネルにはめてボルトで固定する
パネルにはめ込んでいきます。ハザードランプスイッチのハーネスを忘れずに接続しましょう。4か所のボルトを締めて固定します。
エアコン吹き出しカバーを取り付ける
取り外したエアコン吹き出しカバーをもとに戻します。カチっと音がするまで押し込むだけです。
カーナビ上部のカバーを戻す
上から押さえていけば、元の通りに固定できます。
ATOTO-F7を日産モコに取り付けて使用した感想
実際に取付作業を行った感想と使ってみた良い点・もう少しな点をまとめてみました。
もう少しな点
やはり、若干デメリットもありますね。
良い点
でも、デメリットを上回るメリットが!購入ユーザーが特に喜んだ便利性能です。
【代表レビュー】
絶妙な9インチということでこのモデルを購入
〇良いところ
・起動が速い(エンジンをかけて数秒です)
・操作感がわりと良い(ヌルヌルではないが許容できる反応はする)
・本体画面がきれいで2画面表示できる【画像1番目】
・音質が思っていたより良かった
●不満なところ
・出力映像が悪い(RCA接続だからかもしれないがリアモニターの映像も
バックカメラの映像もどちらもかなり悪く
・Bluetoothテザリングが安定せず途切れる(有線USBテザリングだと問題なく使えています)
◆その他
・操作マニュアルとステーなどの取り付けアドバイス書しか同梱されてなく取付設置説明書のようなものがない
本体性能としてはなかなか良いと思います
取付は意外と簡単にできました。
まず起動時間ですが、思っていた以上に速い。
体感3秒ほどでしょうか。タッチ操作もスムーズで全く問題ありません。
現状で不明点は2点ほど
・YouTubeアプリからミラーリング に対応してない?再生ボタンを押しても接続エラーとなる
Safariからの再生は可能
・ステリモを接続しているが設定画面に反応がない。
いろいろ試行錯誤した結果、CarPlayまたはAndroidAutoを有線で使用。いまのところ音楽とナビ専用という形で十分です。ユーチューブ等も問題なく見れます。航空写真ナビが見やすいです。
ATOTO-F7を日産モコ(MG33S)にDIYで取り付けた話のまとめ
もうメーカーナビは不要です。この商品により、スマホとクルマがつながり、便利な機能を使い倒すことができます。iPhoneに用意されている「アンドロイドオート」を使ってカーライフを充実させましょう!
節約できたお金を使って「夢の国」へ!!
この節約が、本当にやりたいことの選択を広げます。ぜひ一歩踏み出しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。少しでもお役に立てるとうれしいです。