ジブリ映画大好きなフィリップが記事を書きました。
「天空の城ラピュタ」。ジブリ映画の中でも人気は上位の作品です。かなり古い作品ですが、今の子供たちが見ても楽しめるストーリー。天空の城？という名前を聞いただけで興味がそそるこのタイトルは実際に干渉しても期待を裏切ることはありません。現代にも生きる人類の課題を気づかせてくれる、そんな作品です。
ジブリパークに行く前に思い出す「天空の城ラピュタ」の総合評価
4.6
なんといっても主人公パズーとシータの運命的な物語に心を奪われます。隠れた主役である、海賊団のリーダーのおばあさんの人柄も心に残ります。
ジブリパークを楽しむために天空の城ラピュタのあらすじを思い出そう
はじまりは飛行船
映画は、物々しい雰囲気の飛行船の中から始まります。中には一人の少女。何かの理由で囚われ、とある目的地へと向かっているのでした。
海賊団のドーラ登場
順調に飛行しているようでしたが、老女ドーラ率いる海賊団の登場で事態は急変します。ドーラたちも少女を狙っていたのです。
この混乱を利用し、少女は脱走を試みますが、逃げ場が悪く足を踏み外して飛行船から落ちてしまいまいした。。。
パズーとシータの出会い
パズーは、町はずれの小さな家で暮らす少年。生活は裕福ではありませんが、希望に満ちており充実していました。とある夜、飛行機の設計に明け暮れていると、空に光るものを見つけて外に出ます。
パズーが見たその光は、シータだったのです。ゆっくりと空から降りてくるシータ。気を失っていたシータを、家の中で手当てすることに。
海賊団と近代兵器に追われる
シータを追って海賊団が現れます。地元の知識を活かして逃げるパズーとシータ。採掘場の鉄道を巻き込んだ壮絶なアクションの中、近代兵器の新たな追手が行く手を阻みます。その力にはかなわず、シータは再び捕らえられてしまいます。
ムスカの城
シータを捕らえて野望を実現しようとする軍人ムスカは、軍部の城にシータを閉じ込めます。ネックレスの形をした「飛行石」が特別な力を持っており、加えてシータの力によって映画のタイトルでもある、「天空の城ラピュタ」の位置を指し示す力があったのです。
シータ救出への挑戦
そんな中で、海賊団のドーラとパズーは手を組んで、シータ救出に向かっていました。見ごたえのあるシータ争奪バトルの末、ラピュタ族が開発した巨神兵が復活。その恐ろしい力にシータは屈して、ラピュタの意思をムスカに渡します。
飛行石のひみつを知っているムスカは、特別な呪文により飛行石はラピュタの位置を指し示します。すべてがムスカの思い通りになりそうでしたが、パズーの勇気とドーラの支援により、シータの救出には成功するのでした。
ラピュタの位置さえわかればシータなくとも野望達成できるので、ムスカは巨大船に多くの軍隊を率いてラピュタへと向かうのでした。
ラピュタの謎
ラピュタに辿り着いた一行は、そこがかつて高度な技術を持ちながらも自然と調和した場所であることを発見します。しかし、ラピュタの力を利用しようとするムスカの姿も現れます。
最終決戦
パズ、シータ、そしてムスカたちの間でラピュタを巡る最終決戦が繰り広げられます。パズとシータはラピュタの秘密を解き明かし、ムスカの野望を阻止しようとします。
ラピュタの結末
結末では、ラピュタが自然に還る姿が描かれます。ムスカは敗れ、ラピュタは再び伝説の存在となるのです。
おわり
一連の冒険を経て、パズー、シータ、そして海賊団の仲間たちはそれぞれの道を歩みますが、彼らの絆は永遠に続くことでしょう。
天空の城ラピュタの、ここが良かった点
高度に進んだラピュタの役割と滅んでしまった理由
この物語の最大のミステリーはラピュタの存在です。なぜそこまで高度に文明が進んだのか？なぜ天空なのか？滅んでしまった理由は？など、現代の国家間の関係にも当てはまるような政治的背景を考えさせられる設定になっています。
意外な海賊団の素顔
泣く子も黙る海賊団のリーダードーラ。子分もユーモアのあるキャラクターで何か感じることがあるはずです。
映画の中でははっきりしませんが、なぜ海賊団をやっているのか？そんな点も気になります。
主人公の人柄
主人公の人柄として、以下の7つが挙げられます。
- 優しさと思いやり: 他人に対して心からの思いやりを持ち、シータへの優しさと支える姿勢に強く表れています。
- 冒険心と好奇心: 冒険心旺盛で、未知の世界への探求心が強い少年です。シータと海賊団との出会いが彼の冒険心を大いに刺激しました。
- 自然との調和: 自然を尊重し、その美しさに敬意を払います。彼がラピュタに触れる際にも、そのやさしさと調和を見ることができます。
- 勇気と強さ: 困難な状況に立ち向かう勇気を持っています。戦闘時にも果敢に行動し、仲間たちを守ろうとします。
- 誠実さ: 誠実で正直な性格を持っています。彼の言動や行動から、その信念と誠実さが感じられます。
- 成長する姿勢: 物語の中で成長し、自分の信念や感情に対してしっかりと立ち向かいます。経験を通じて彼の人格が磨かれていく様子見ることができます。
- 人間らしい葛藤: 人間らしい葛藤を抱えています。特にラピュタの力を巡る選択や、自分の過去と向き合う場面でその姿勢を感じることができます。
正しいことにまっすぐに立ち向かう。その勇気。そして、大切なものを守るという正義感。どの時代においても目標となる人柄ですね。
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天空の城ラピュタの印象に残ったこと
近代化と自然の両面が見られる「ラピュタ」
ラピュタはとても自然豊かな天空の城。反面、巨神兵やからくりが搭載された近代的な宇宙ステーションにも見えます。最後の想定外の機能についても「ここまで考えるのか」と言えるしかけにもラピュタの正義感を感じます。
パズーの人間離れしたアスレチックセンス
序盤の鉱山でドーラから逃げるシーンやラピュタで木のツルや壁面をよじ登っていくシーンは、ひやひやしますが、危機一髪で乗り切ることができるセンスは見ものですね。
巨神兵
敵に回すとかなう気がしない巨神兵。空も飛ぶことができ、攻撃の破壊力もけた違いです。シータとパズーがラピュタについた時の姿を見ると・・・人間を見守り寄り添ってくれるそんな姿を見ることができました。
セリフ
印象に残ったセリフを10個挙げてみました。
- 「人間は自分の住む場所を守れなければならない。」 – シータ
- 「風に乗って、心のままに。」 – パズ
- 「それは一生に一度の冒険だと思って。」 – ドーラ
- 「人間はどこへ行っても、自分を持っていくものなのさ。」 – パズ
- 「僕たちの出会いは、奇跡だよ。」 – パズ
- 「私たちは戦わないことに決めたの。」 – シータ
- 「嘘はどこまででも広がるものだ。だから、言わないようにしよう。」 – パズ
- 「この国が絶えず戦争を起こすなんて、ばかげてるよ。」 – パズ
- 「だめだよ、ムスカ。もうこの道は選んじゃいけない。」 – パズ
- 「おれはお前と一緒にいたい。どこへでも行く。」 – パズ
登場人物の人柄が表れており、どんな人物か想像できますね。
天空の城ラピュタはこんな人におすすめ
スタジオジブリ作品が好きな人
これは、何も言う必要はありませんね。独特な世界観のジブリ作品はその魅力に惹かれてしまいますね。
戦闘シーンに興味がある人
この映画の題材である飛行機開発。興味があれば日本の飛行機開発の歴史の一部を垣間見ることができ、満足することでしょう。
空を飛ぶことにあこがれる人
宮崎駿のセンスが光る、登場人物の人間模様。主人公はもちろん、関係する人物の性格も面白いですね。
厳しい中にも正義があり優しいキャラクター好き
戦争前の国力増強の一端を担う主人公。当時の町並みや文化、他国との力関係など見どころはしっかり詰まっています。
美しいアニメーションを楽しみたい人
これもいうことはありません。宮崎駿の美しいアニメをご覧ください。
やり遂げたい情熱とそれに向かう人生に共感する人
主人公の夢を追い求める姿勢や、その過程での喜びや苦悩に共感する人には心に残る作品となるでしょう。
総じて、「風立ちぬ」は感動的なストーリーと美しいアニメーションが融合した作品であり、心に残る映画体験を提供することでしょう。
天空の城ラピュタを見るには・・・
Amazonプライム、NetFlixで見られるんでしょ？そう思いますよね？
でも見られないんです。。。
DVD買うしかないの～？
＼飛行機にかける感動のものがたり／
そんなことはありません。TSUTAYAやゲオでDVDレンタルすればいいんです。ゲオであれば、家にいながら届けてくれて、郵送で返却できるサービスがあります。
例えば、「天空の城ラピュタ」を借りると、
- レンタル料：105円（旧作）
- 送料：319円 （7本まで同一料金）
- 合計：424円
DVD購入よりお得ですね！送料は7本までは同じなので、2-3本借りちゃいましょう！
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」個人的感想まとめ
ジブリには多く作品ありますが、どの作品も見るたびに新たな発見があり楽しむことができますね。ジブリ作品は本当に細かな部分まで再現されているので、何度も見られるようにDVD購入をおすすめします。
ジブリパーク映画の研究は超楽しい！
最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも皆さんのお役に立てるとうれしいです。
