5つのエリアで構成されたジブリパーク。それぞれの概要と見どころを解説します。最後にマル秘テクニックも紹介しているので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
ジブリパークとは?「概要」と「魅力」がわかる完全ガイド
ファンの方には説明不要のジブリパークの魅力。簡単に概要を説明します。
ジブリパークの基本情報
ジブリパークは、スタジオジブリの世界観を体験できるテーマパークです。愛知県長久手市に位置し、2022年11月に開園しました。園内はスタジオジブリの人気作品に基づいた5つのエリアに分かれており、各映画のワンシーンの中に主人公になりきって入り込める独自の体験を提供します。ジブリ作品の魅力を深く感じられる展示やアクティビティが多数用意されています。
スタジオジブリの世界観が体験できる場所
ジブリパークの魅力は、スタジオジブリの世界観を実際に体験できることにあります。映画のシーンや主人公と触れ合える夢のような体験をすることができます。各エリアは、映画のセットや展示が細部までこだわりぬいて再現されており、『もののけ姫』、『魔女の宅急便』、『千と千尋の神隠し』、『天空の城ラピュタ』など、さまざまな作品の世界を歩き回ることができます。
ジブリパークは、一度は見たことがある映画のシーンを体験することができます。ファンでなくても、楽しめるスポットであり、訪れる全ての人々に素晴らしい思い出を提供する場所です。
パーク全体のコンセプト
ジブリパークのコンセプトは、「自然と調和した空間で、ジブリ作品の世界観をリアルに体験すること」です。ジブリの映画で伝えたかった大切な部分を守るべく、自然環境や地域文化と融合させることで、映画の世界観をより深く感じられるように設計されています。
- 自然との調和: パーク内のエリアは自然豊かな愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内に設置されており、映画の中の風景をそのまま再現するだけでなく、実際の自然と一体化させています。例えば、「どんどこ森」では、映画『となりのトトロ』に登場する森に入り込んだような場所があり、訪れる人々に自然の美しさとその大切さを感じさせます。
- 映画の世界観の再現: 各エリアはジブリ作品の特定のシーンや設定に基づいて作られており、映画ファンが実際にその中にいるような感覚を味わえます。「ジブリの大倉庫エリア」では、映画に登場する小物や背景が展示されており、作品の舞台裏を体験することができます。
- 文化と歴史の尊重: パークの設計には、日本の伝統文化や地域の歴史も反映されています。日本の昔ながらの生活風景や文化を体験することができ、訪れる人々に映画だけでなく、日本文化への理解も深めてもらうことを目指しています。
ジブリパーク完全ガイド:各エリアの見どころと楽しみ方
5つのエリアの見どころと楽しみ方を見てみましょう。それぞれのコンセプトが明確でどのエリアも満足できることでしょう。
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「ジブリの大倉庫」の圧倒的な展示物に驚く
映画の中の名シーンに入り込んで記念写真が撮れる、なりきり名場面展。仮りぐらしのアリエッティの世界を体験できるエリア。千と千尋の神隠しの湯ばあばの執務室。23年1月時点での特別展は「ジブリ映画の食について」興味深い内容を見ることができます。
一番人気は、「なりきり名場面展」です。1時間以上待つ覚悟が必要です。千と千尋の神隠しに登場するクチナシとの列車に乗るシーン、紅の豚の殴り合いのシーン、天空の城ラピュタの空から落ちてくるシータを受けるシーンなど映画の中に入り込んだ写真を撮影できるワクワクのエリアです。
個人的に一番楽しかったのは、特別展示で「ジブリに登場する食」が展示されているコーナーです。千と千尋の神隠しの湯屋に向かう途中の飲食店や天空の城ラピュタの飛行船のキッチン、そして、コクリコ坂の朝食など、ジブリ作品の食事の再現のこだわりが感じられる展示があふれています。
風立ちぬで主人公が食べていた「シベリア」という食べ物が頭を離れない人もいたかと思います。このシベリアをおいしくいただくことができます。
大倉庫内には「オリヲン座」というミニシアターがあり、月替わりで15分の短編映画を見られます。トトロのその後の世界や子供の夢を描いた作品など、興味深いジブリらしさを感じることができるでしょう。
そうそう、ここのお土産屋さんでは、マニアックなジブリグッズも購入することができますよ。
\私が狙っているグッズ達/
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「青春の丘」での不思議体験
「耳をすませば」に出てくる地球屋。丘の上に建てられた映画の中と同じ建物にワクワクすることでしょう。施設としては小さいですが、細部までこだわりぬいて作られていて楽しめます。
「どんどこ森」で大自然を感じる
2005年の愛・地球博の時に建てられた「サツキとメイの家」をメインにトトロの世界を表現しています。ミニモノレールにも乗車でき、自然の中のジブリ体験は新たな気づきを得られることでしょう。