ポータブル電源を車中泊で愛用するフィリップです。
ポータブル電源、すでに保有し活用されている方も多いのではないでしょうか?多くのメーカーからさまざまな商品があふれていて、「どれを選んだらいいの?!」「車中泊で使えるの?!」と思われている方いらっしゃいますよね?少しでも後悔しない選択の参考になるように、私が使っている機種についてのレビューを紹介します。ECOFLOWのポータブル電源を車中泊目的で1年半使った「良い点」「もう少しな点」についてお伝えします。
ポータブル電源を手に入れると、ワクワクした満足感が得られます。ピクニックやキャンプで電源が確保でき、非常時にも活躍します。まだお持ちでない方は、1家に1台あっても損はありません!
最近ポータブル電源のことをよく聞くけど、性能はどうなの?便利なの?
アウトドアでも電気が使えるとても便利なツールなのは間違いないね 一つ持っておくべきだね
後悔しないECOFLOW River Proを紹介
本当にたくさんのメーカーやモデルが発売されている中、いくつものポータブル電源を徹底的に比較し、悩んだ末に選んだ製品です。
\徹底的に比較した記事/
【ECOFLOW社】
持ち運び可能で場所を選ばず使用できる高性能な電源ソリューションを提供する中国の企業です。ソーラーパネル、車載バッテリー、AC電源、USBポート、ポータブル電源などを製造しています。
ECOFLOWは、2017年に設立され、「環境に優しいソーラーエネルギーや再生可能エネルギーの普及」という持続可能社会実現を目的にしており、製品は高い効率性と信頼性を誇っています。
\性能確認表/
選択基準として「定格出力」500W以上を私は条件としています。あとは、タップやUSBポートの数で一番充実しているANKERを選びました。価格も魅力的ですね。
ECOFLOW RIVER PROを選ぶ後悔のないメリット
- 非常用電源
- キャンプ・車中泊などでの利用
- 普段の電気代の節約(かなり高度)
【非常用電源】
地球温暖化により頻発する自然災害、台風、地震、ゲリラ豪雨、大雪など停電リスクは高まっていると言えます。停電時の備えとしてポータブル電源を一つ持っておくのはとても意味のあることです。テレビなどで目にする避難の様子を見ると、最低でもスマホの電源確保だけでもできる準備をするべきだと感じています。その備えとなりうるのがポータブル電源です。
【キャンプ・車中泊などでの利用】
キャンプの人気が上昇中です。衣料品などを見てもキャンプスタイルがモチーフのものをよく見るようになりました。キャンプのスタイルとして、昔ながらのオイルランプ、焚火、炭火バーベキューもサバイバル感があって楽しいのですが、家庭の電化製品をそのまま持参してテントの中で使いたい。このようなことが実現できるのが、ポータブル電源です。車中泊の際、車内での火器使用は安全上好ましくないので、ポータブル電源の需要は高まっていると言えます。
特にこのECOFLOW RIVER PRO は瞬間出力が高いので、車中泊で大活躍します。
【普段の電気代の節約】
達人レベルになると、家庭の電化製品をポータブル電源で使い、電気代を節約している方もいらっしゃいます。太陽光で発電した電気をポータブル電源に蓄電し、使用する。こんなことも可能です。それには大容量のポータブル電源が必要で、現状では高くて手が出ませんね。
ECOFLOW RIVER PRO の弱点
弱点については以下の内容がありました。
- 充電に時間がかかる
- 重い
- 場所を取る
- 使える電化製品が限定される
- 初期不良が発生する製品もある⇒交換対応してくれます
【充電に時間がかかる】
空の状態から家庭用コンセントからの充電で、7時間程度かかります。入力は80W程度です。車のシガーソケットの場合、約半分の入力となり、時間も倍かかります。急に必要になった時、ほとんど充電がない場合、宝の持ち腐れになってしまいます。なので、普段は車に積んだまま、走行時は常に充電するようにしています。
【重い】
説明は不要ですが、6.8kg。類似品と比べれば、重くない方ですが、ポータブルとして使用するには、気を遣う重さです。
【場所を取る】
重いにも関連しますが、車の中で使う場合、それなりの大きさなので、使いやすい場所では、空間を占領してしまいます。邪魔にならないトランクエリアだと、使い勝手が悪くなってしまうので。これは工夫しながら妥協点を探すしかなさそうです。
【使える電化製品が限定される】
消費電力300Wまでの電化製品に限られます。電子レンジやドライヤーなど消費電力が大きなものには使えません。大型の高性能モデルであれば、1200W 対応もありますが、そこまでお金をかけられませんし、何よりさらに大型となり取り扱いが大変です。技術の進歩を待ちましょう。
購入者からの不満の声
充電が出来なった!
使っていると高温になるのが気になる
パっとかえる値段じゃないよな~
上限が500Wなので使えると便利なものは殆ど使えません
充電時間が・・・
やはり中国製という初期不良は一定数発生してしまうようです。交換対応などサービスは問題ないと言えます。大容量がゆえ充電時間はかかってしまいますし、熱を持つのも製品の特性上しょうがないですね。
ECOFLOW RIVER PROの良い点
良い点は以下のことが挙げられます。
- クルマの中で電化製品が使える
- 停電時の備えができた
- 対応出力ポートが豊富
- 充電方法が複数
【車の中で電化製品が使える】
一番やりたかったことは、「お湯を沸かす」こと。家庭用の電気ケトルは、900Wとこのポータブル電源では使えませんが、消費電力が抑えられたIHヒータやクッカーが売られています。別の記事で書いた「トラベルクッカー」は250Wなので、River Proでは問題なく使用できます。また、車中泊用のエアーマット用に電動ポンプがあるのですが、こちらも使用できて便利です。スマホ充電、扇風機、SWITCHなどのビデオゲーム、プロジェクターなどにも活躍しています。
ポータブル電源を使って料理ができる「トラベルクッカー」の記事
【停電時の備えができた】
こちらについては、停電時の照明用電源、スマホ充電、湯沸かし、簡単な調理ができる準備が整いました。このような事態にならないことを心から祈っています。
【対応出力が豊富】
電源出力は、通常100Vコンセント、USBポート、USB-Cタイプポート、シガーソケットの出力が使用できます。スマホ充電にアダプターを使用しなくても充電できる点はとても便利でうれしいポイントです。やっぱり100Vコンセントの使用頻度が高いのですが、3ポート用意されているので、4つの機器を同時に使うことが可能です。
【充電方法が複数】
充電については、通常の100Vコンセントをはじめ、車での充電用にシガーソケット、そして、太陽光発電にも対応した標準ケーブルとなっています。それぞれのケーブルも付属されているので、別で購入する必要もありません。
購入者からの大満足の声
停電対策、キャンプや車中泊も出来るなど、アウトドアへの夢が現実となりそうです
充電も早く蓄電も長く、なにより見た目がかっこいい
瞬間出力が1200Wあるのは頼もしい
出力ポートが多く使いやすい
防災用に買いました。いざというときも安心です
見た目のデザインが良いのが皆さん感じていらっしゃるようです。また、価格的にも満足しています。非常用やキャンプに使うことへの期待が伝わってきます。
ECOFLOW RIVER PRO性能のカギを握る「定格出力」とは?
ポータブル電源の仕様を見ると、様々ありますね。定格出力はもちろん、電気容量、重量、サイズなどなど。中でも”お湯を沸かす”という目的に対しては、「定格出力」を見ましょう。
「定格出力」とは?
家電製品を使用中に許容される最大の電流のことです。例えば、1200Wのドライヤーをイメージしてください。一般家庭の電源は1500Wまで許容されているので、
家庭電源:1500W > ドライヤー出力:1200W
で問題ありません。
ポータブル電源の場合は・・・
ポータブル電源:500W < ドライヤー出力:1200W
となり、使用できないという訳です。
ECOFLOW RIVER PROの出力と使用できる時間の関係
River Proを例にして説明します。
【商品概要・スペック】
電池 | 容量:137700mAh /720Wh 電圧:3.7V バッテリーセルタイプ:リチウムイオン |
定格 | 600W(瞬間最大1200W) ※使用可能な電化製品出力 |
電気毛布を使う場合を考えます。
River Proの電気容量は、512Whです。
なので、計算は単純です。
720Wh ÷ 50W ≒ 14 (時間)
ということになります。
ECOFLOW RIVER PROを選べば後悔なし
4.5
主に車中泊やキャンプで使っていますが、必要にして十分な機能が備わっています。もう少しこうだったらいいな、という点もありますが、理想を追求するとお金がかかりますので、これで満足です。これがあることによる、趣味の充実度を考えると大正解の買い物です。趣味の充実と緊急時への備えという双方に役に立ちました。
最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも皆様のお役に立てるとうれしいです。