「明日、スキー行けるんじゃない?」
我が家でこの作戦会議が始まるのは、決まって金曜日の夜です。 土日のどちらかで、お互いの習い事や予定がポカッと空いているのを確認したら、そこから一気に準備開始。この「ゆるい決断」で最高の一日を手に入れられるのは、ホームエリアである**めいほうスキー場(岐阜県郡上市)**の圧倒的なアクセスの良さがあるからこそ。
今回は、父としてのメンツを保ちつつ、子供を雪山中毒にさせる(?)リアルな「めいほうルーティン」をお届けします。

1. AM 5:30 定刻出発。2時間の「ちょうど良さ」がホームの証
めいほうへの出発時間は、我が家では午前5時30分と決まっています。これを「定刻出発」と呼び、家族全員で死守するのが鉄則。
なぜなら、名古屋近郊から高速を飛ばして約2時間ちょっと。この「2時間」という距離感が、日帰りスキーとしては絶妙なんです。
- 運転手の負担減: 長すぎないので、帰り道に力尽きることがない。
- 作戦会議の時間: 車内でお気に入りの曲をかけながら「今日はどのコースから攻めるか」を話すのにちょうどいい。
郡上八幡ICを降りてからの道のりも、他の奥美濃エリアに比べれば比較的走りやすく、雪道運転の緊張感がほどよく解ける頃にゲレンデが見えてくる。このアクセスの良さが、ホームエリアにふさわしい理由です。
2. 賢く滑る。株主優待と「こぶ道場」での心地よい勘違い
スキーは最高のレジャーですが、家族で行くと出費もかさみます。そこで我が家がフル活用しているのが株主優待。こうした「賢いやりくり」も、シーズン中に何度も通うための大切な戦略です。
密かな楽しみ、リフト2本先の「こぶ道場」
子供が少し自由に滑れるようになったら、父として(あるいは一人のスキーヤーとして)どうしても寄り道したい場所があります。それが、リフトを2本乗り継いでアクセスする**「こぶ道場」**。
このコース、名前こそストイックですが、実は**「中級よりやや優しい」**絶妙な設定なのが心憎いんです。
- 絶妙な斜度: 恐怖心を感じる手前で、膝を使ってリズムを刻める。
- 綺麗なコブ: 荒れすぎていないので、板が面白いように回る。
ここで数本滑ると、**「お、俺ってもしかして上達したんじゃないか?」**と心地よい勘違いをさせてくれます。この自己肯定感の爆上がりこそ、大人がスキーにハマり続ける秘薬かもしれません。
子供と一緒にアクセスできる安心感
ありがたいのは、「こぶ道場」のすぐ横がフラットバーンになっていること。 「お父さんはちょっとコブ修行してくるから、お前は横の綺麗な道を滑ってて!」と、同じ斜面で合流できるんです。子供を待たせることなく、自分の欲求も満たせる。このコースレイアウトは親にとって本当に助かります。
3. 山頂の特等席。御嶽山を望む5,000mのロングクルーズ
めいほうの真骨頂は、なんといっても標高1,600mの山頂からの眺めです。 天気が良い日は、目の前に御嶽山がドーンとそびえ立ち、その雄大で真っ白な姿には思わず息を呑みます。
「見てごらん、あの山が御嶽山だよ」 そんな会話をしながら、家族で写真を撮る時間は、都会の喧騒を完全に忘れさせてくれます。

5,000メートルの贅沢な旅
そこから始まるのが、子供たちが一番楽しみにしている5,000メートルのロングクルーズ。 めいほうの凄いところは、このロングコースが単なる「狭い林間コース」で終わらない点です。
- バリエーション豊かな斜面: 緩斜面だけでなく、適度な中級斜面もミックスされている。
- サバイバル滑走: コース端のちょっとした林へ入っていく「サバイバル滑走」は子供たちの鉄板。
- なんちゃってハーフパイプ: コース脇の地形を利用した壁。ここをシュバッと駆け上がるのが、彼らにとっての最高のアトラクション。
林間を抜ける風を感じながら、親子で声を掛け合って滑る5km。滑り終わったあとの達成感は、他のスキー場ではなかなか味わえません。
4. 【現実】奥美濃の洗礼と「デメリット」への向き合い方
最高のゲレンデですが、リアルなブログとして「めいほうの現実」も正直に書き留めておきます。
- 駐車場問題: 「早く出ろよ!」という自分への戒めですが、到着が遅れるとセンターハウスから離れた駐車場になります。重いブーツと板を持って歩く距離が伸びると、滑る前に体力が削られます。
- リフト待ち(昼前後): 人気エリアゆえ、休日のピーク時はリフト待ちが発生します。これを避けるには、朝イチからノンストップで滑り、混雑時間は早めに切り上げるのが吉。
- 中だるみの誘惑: 一度車に戻って休憩すると、暖房の心地よさに「……もう今日、これで終わりでも良くない?」という悪魔の囁きが聞こえてきます。ここを鞭打ってゲレンデに戻れるか。自分との戦いです。
5. 昼食は「車内レストラン」が至高。100V電源の魔力

混雑するレストランの席取り合戦に参加する代わりに、我が家は**「車中メシ」を貫いています。ここで活躍するのが、100V電源を完備した車と車中泊グッズ**。
- 選りすぐりのカップ麺: 家の在庫から「今日はこれだ!」という一品をチョイス。
- 静かな時間: 車内のカーテンを閉め、お湯が沸く音を聞きながら待つ時間は、ゲレンデの喧騒とは無縁の贅沢なひととき。
極寒の外から戻り、狭い車内で肩を寄せ合って食べる熱々のラーメン。この「秘密基地感」こそ、子供たちがスキーと同じくらい楽しみにしているイベントだったりします。
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6. 最後のご褒美。充実のスイーツ勢
一日中滑り倒し、クタクタになった体には甘いものが必要です。めいほうは、ベースエリアのショップが本当に充実しています。
- おしるこ・らーめん: 最後の締め。
- サーティワンアイスクリーム: 身体は冷えてるはずなのに、なぜか食べたくなる不思議。
- クレープショップ: 焼き上がる甘い香りは反則です。
毎回フルコースだと大変ですが、頑張ったご褒美としてたまに楽しむ。この「ご褒美」があるから、子供たちも最後まで元気に滑り切ってくれます。
結び:結局、「行けば楽しい」がすべて

金曜の夜にバタバタと準備をし、早起きして、渋滞や混雑に揉まれる。 客観的に見れば「大変だね」と言われるかもしれません。でも、山頂からの御嶽山の絶景を家族で眺め、笑いながら5,000mを滑り降りれば、そんな苦労は一瞬で思い出に変わります。
「行きたくないな〜」と弱気になる瞬間があっても、最後には「来てよかった」と笑顔になれる。
皆さんも、次の週末はちょっとだけ自分に鞭を打って、めいほうの雪山へ飛び込んでみませんか?
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