スタッドレスタイヤレンタルについてフィリップが記事を書きました。
冬のドライブを安全に快適にするために必要なスタッドレスタイヤ。新品で購入すると結構な金額になってしまいます。レンタルという選択肢もありますが、どうなんでしょうか?

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スタッドレスレンタルは良いのか?
結論
結論は、✕
おすすめしません。タイヤごとにすり減り具合に差があるので、安全を優先し新品のタイヤを用意しましょう。
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冬のドライブを安全に楽しむ方法3選

自分の冬の走行スタイルを把握しよう
スタッドレスタイヤの選択をする際、まずするべきことは、自分の生活・走行スタイルを把握することです。以下の4つのタイプに分かれます。自分がどのタイプか確認します。
常に積雪のある地域居住タイプ
頭の中には、北海道が浮かんでいるのではないでしょうか?そうですね。北海道・新潟・スノーリゾートなど常に積雪があるエリアですね。
冬の80%は雪の上の走行という地域ですね。
アイスバーン、新雪、圧雪路に強いタイヤを選びたいですね。
積雪路と舗装路の走行割合が半々タイプ
走行パターンで行くと、積雪路と舗装路が50%で、タイヤには雪道性能と舗装路に対する耐久性が両方求められるタイプです。
おおむね常に積雪路であることを想定したタイヤ選びとなります。
都市部に住んでいてスノーリゾートへ頻繁に行くアクティブタイプ
まさに私のことです!名古屋などの都市部に住み、年間5~10回スノーリゾートへ出かけるタイプです。雪上走行はスノーリゾートエリアのみですね。名古屋は年に2・3回積雪もあるので、そちらへの備えにもなります。
冬の間は舗装路走行が9割以上なので、ある程度タイヤの硬さ=すり減りにくさが求められます。
万が一の積雪に備えるタイプ
ほとんどの方がコチラのタイプだと思います。厳しい冬将軍の到来のニュースを聞いて、慌ててカー用品店に駆け込む、事前の準備を・・・とわかっていてもそうなりがちですね。
年に1度の積雪であっても、安全確保のためには、スタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンの準備は欠かせません。すり減りにくい硬めのタイヤを選びましょう。
または、価格の一番低いものでも十分機能するでしょう。
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スタッドレスタイヤ候補8選

国内外のスタッドレスタイヤの候補を8つ選定しました。命に係わる大事なものなので、信頼性を優先しています。
ブリヂストン ブリザック VRX3

「北海道のタクシーの9割がこのタイヤ」と聞いたことがありますね。常に積雪路を走るタイプには最適です。やわらかい素材を選定することにより、アイスバーン・積雪路でのグリップ力を発揮します。
背反として、舗装路での耐久性は低下します。つまりすり減りやすい、雨天に比較的弱いということです。
ヨコハマタイヤ アイスガード IG7

国産ではブリヂストンに次いで人気があるメーカーです。タイヤのタイプはやわらかめで、積雪路に強い設定です。性能も近年「ウルトラ吸水ゴム」を導入し向上しており、その分価格も上がってきていますね。
トーヨータイヤ トランパスTX

国産では一番お手頃価格ナスタッドレスタイヤです。素材は硬めで耐久性を求める人向けの性能です。交換しても雪道に遭遇する可能性が低い方におすすめです。
ダンロップ WINTER MAXX 03

住友系のゴムメーカーであるダンロップ。撥水効果は氷上性能、耐久面でも雪の少ない地域で定評があります。日本製の信頼性は揺るぎません。
ミシュラン X-ICE

フランスに本社のあるブリヂストンの強力なライバルです。ミシュランガイドの「あのミシュラン」です。タイヤメーカーだったんですね。寒さの厳しい欧州でドイツのアウトバーンからスイスのスノーリゾートも走行できるように設計されたバランスも良く、どちらかというと耐久性を重視したタイヤです。
グッドイヤー アイスナビ7

商品名の通り氷上で止まる、を徹底的に研究した性能を誇るタイヤです。しなやかなゴムで氷面密着効果を高め、高剛性ブロックで大柄なボディをしっかりと支えます。欧米系なのでこのタイヤも例にもれず、耐久性重視の設定となっています。
グッドイヤー社は、アメリカ・オハイオ州の会社で、1916年からタイヤを製造している歴史あるメーカー。F1で装着して走る姿を目にすることも多いですね。
コンチネンタル NorthContact NC6

メルセデスベンツやBMWがあるドイツのタイヤメーカー。冬の低温環境下でも柔軟で経年劣化しにくい特性があり、凍結路面でもゴムが路面の凹凸に密着することで優れたグリップ性能とブレーキング性能を発揮しつつ、効きも長持ちします。さらにタイヤの路面との摩擦時に発生する抵抗を減少させ、燃費性能も考慮されています。バランスの取れたタイヤと言えます。
ノキアン ハッカペリッタR3

「ノキアン」??なにそれ?そういう読者の方がほとんどですね。1934年に世界初のウィンタータイヤを販売したフィンランドの老舗メーカーです。北海道よりも寒さの厳しいフィンランド北部。その環境で鍛えられた信頼は、メルセデスベンツ、BMWも推奨する事実が証明しています。
せっかくなのでホイールをかっこよくしよう
スタッドレスタイヤを準備する際、2つの選択肢があります。
1.タイヤ単体を交換
2.ホイールとタイヤのセットを交換
断然おすすめなのは、「2」のホイールとタイヤのセットを交換することです。
なぜか?
理由
1.交換作業の工数が大幅に減る
交換工賃を安くすることできます。
2.タイヤへの負担
ホイールへの取り外しを繰り返すとタイヤに悪い影響があります
3.ホイールデザインを変えられる
ホイールのサイズを大きくしたり、気に入ったデザインのものを選ぶことができます。夏と冬でデザインを変えると気分も変わりドライブが楽しくなります。
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まとめ

スタッドレスタイヤをレンタルでコストを抑えたい。気持ちはわかりますが、安全を優先した場合は、おすすめできません。自分に合ったスタッドレスタイヤ選びを応援しています。
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最後までお付き合いいただきありがとうございます。少しでもお役に立てるとうれしいです。
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